ABOUT HUSKY ハスキーについて

被毛

被毛

ダブルコート、中程度の長さで毛量があリます。下毛は柔らかく密度が高く、防水性のある上毛を支える役目をします。羊毛のような下毛は犬の寒さや暑さに対する断熱材として機能し、より長く硬い上毛の層が生えています。

毛色

毛色

毛色は全ての色が認められていて、あらゆる色の組み合わせも認められています。純白から純黒、スポットやアグーティ、様々です。

顔

顔の模様も様々で、どんな模様も認められています。目の周りにマスクのような模様がありったり、額に模様が現れることが多いです。

目

目の色もどんな色も認められていて、黒、茶色、青、片目だけ青(バイアイ)または片方の目に青と茶色が混ざったもの (パーティカラー)など、あらゆる色です。ごく稀に目の色が緑がかった茶色や琥珀色、グレーっぽい黒の場合もあります。目のかたちははアーモンド形です。

耳

立ち耳で汚れづらく小さめで厚みがあり、頭に対して高い位置にあります。また、寒冷地に適応しているため、毛で密に覆われていており、冷気から内部を保護します。

尾

ピンと立つこともありますが興奮すると丸くなったり背に付くこともあります(鎌状尾)。鎌状尾は左右に曲がらず、犬の背中の中央に丸まったままでなければならないとされています。

シベリアンハスキーの病気

シベリアンハスキーだから発症しやすい病気は特にありませんが、過去には癲癇や股関節形成不全、劣性遺伝による白内障や網膜剥離などがあり、先人ブリーダーさんたちが淘汰して(繁殖しない)現在では、ほんとど聞かなくなりました。それでも隔世遺伝などで疾患が出る場合もあります。

近年では、靭帯を痛める事例があります。原因については獣医さんにお尋ねしても、はっきり断言できないという回答です。元々少し弱かった、ということもあるかもしませんし、体重の負荷が大きい場合もありますし、筋肉量と運動量のバランスや急激に激しく走ったり向きを変えることで痛めることもあるようです。ご心配な場合は、信頼できる獣医さんにご相談されることをお勧め致します。

HUSKY HISTORY ハスキーの歴史

起源は1,000年以上前

起源は1,000年以上前

シベリアンハスキーの起源は1,000年以上も前、北シベリアの北極沿岸地域に居住してきた、チュクチ族と共に暮らしていたチュクチ犬にあります。チュクチ犬は極寒に耐え、軽度から中程度の荷物を長距離にわたってソリで引くことが出来るように飼育されました。

また、チュクチ族は犬をとても大切にしていたため、チュクチ犬に荷物を守ってもらったり、子供達の友達、家族として扱っていました。このチュクチ族との関係が、今のシベリアンハスキーの温和さに起因していると言われています。19世紀、アラスカの貿易商に発見されたチュクチ犬は、ノースウエストに輸入されて「シベリアンハスキー」と名付けられました。

犬ぞりレースで活躍

犬ぞりレースで活躍

その後、ロシア・アラスカで犬ぞりのチームとしてシベリアンハスキーは活躍しました。犬ぞりは単なる交通手段ではなく、人気のスポーツにもなりました。初期の犬ぞりレースで使われていたのは、主に「アラスカの犬ぞり犬」で、もともとは貨物を運ぶために飼育されていました。アラスカの犬ぞり犬は、シベリアンハスキーよりも大きくて力も強かったのですが、足は速くありませんでした。

1908 年、ウィリアム グーサックがチュクチ犬のチームを率いて、ノームで行われたアラスカ全土の犬ぞりレースで3位になったとき、この犬種は非常に有名になり、多くのチュクチ犬がシベリアから輸入されました。シベリアンハスキーを使って犬ぞりサーキットで名声を博した、最初のそりハンドラー(マッシャー)は、レオンハルト セパラでした。セパラのシベリアンハスキーチームは北西部中のすべてのレーサーに勝利し、ノームで毎年開催される25マイルのボーダー カブ レースでほぼ無敵でした。

流行感染症の救助に貢献

流行感染症の救助に貢献

1924年2月、ノームで感染症ジフテリアが流行し、地元の医師たちは必要とされるジフテリア血清を十分に供給できませんでした。最寄の鉄道駅は650マイル以上離れており、電話一本でしかつながらなかったため、犬ぞりサーキットで名声を博したセパラは、犬ぞりで血清を集めに行くよう依頼されました。それは時間との戦いでした。1万人を超える犠牲者が出る可能性がある最悪の事態を防ぐため、全長1085キロ(日本でいうと青森~東京間)という距離を、犬と人がバトンタッチを続けて血清を届けることに成功したのです。

特に注目を浴びたのは、ノームに到達する最終区間を担当したリーダー犬「バルト」です。利口で強く感の良いバルトは、吹雪でほとんど見えない道を迷うことなく目的地に向かって真っ直ぐ走り、町の人だけでなく犬ぞりチームをもを救いました。
全区画中最長の距離を走り抜けたチームリーダー犬「トーゴー」も有名です。トーゴーは子犬の頃やんちゃで多くの逸話を残していますが、立派なリーダー犬として活躍した子です。バルトチームの85キロに対して、トーゴチームはなんと146キロを走破した最強のチームでした。

これらの活躍から多くのシベリアンハスキーが各地に広がり、現在のように家庭犬としても根強い人気のある犬種となりました。

with HUSKY ハスキーとの暮らし

どんな犬種でも同じように、「犬を家族として迎えられるか」を重視しています。私たちは本来の使役犬や、作業犬を目的として飼うのではありません。愛情と時間を十分に向けて頂くことが重要になります。

昔々の日本では、犬を室外で飼うことが多かったと思いますが、様々な住宅事情や気候変化、そして何よりも家族の一員として考えていただける文化が定着し、シベリアンハスキーも室内で飼うのが常となりました。もちろんシベリアンハスキーは外が大好きです!しかし、家族と同じ空間で育ち暮らしていくことで、各ご家庭に合った生活のリズムや、良い事、悪い事を学んでいきます。

ハスキー

シベリアンハスキーは孤独に弱い犬種です。家族、仲間をより必要とする犬種でもあります。順応性が高く、とても人懐こく「人間の群れ」にもよく適応します。子供とも仲良くできます。寛容で、愛情深いことが多いです。番犬のような役目は苦手で、知らない人にはあまり警戒心を示しません。

運動ももちろん大事です。もし家の中での破壊行動が酷かったり、ストレスが溜まっているように見える時は、運動をさせてください。ドッグランなど、お出かけになるのがお勧めです。運動だけが十分だから全てOK!ではなく、やはり大切な家族や仲間との時間は精神的な安定になりますので、忙しくても疲れていても、少しでもいいので触れ合って愛情を伝えてください。

ハスキーの子犬

元気で活発な印象が強いシベリアンハスキーですが、遊び好きで活発であると同時に繊細で賢く平和的な一面もあります。しかしながら、それぞれの個性は大事で上記に当てはまらない子もたくさんいます。シベリアンハスキーらしくない!なんてことは全くなくて、それぞれの個性に対応していくのは私たちです。

子犬を迎える事は一大事です。大変な事もありますし、制限される事も、体力も費用も必要です。しかし、それ以上の幸せや笑顔、そして無償の愛は、何にも変えられない人生の宝物です。私たちは、あなたの素晴らしいwith  Husky ライフを応援致します。

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